ペリリュー ─楽園のゲルニカ─

ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ (3)

更新ステータス
マンガ
作者
武田一義 平塚柾緒 太平洋戦争研究会
掲載誌
ヤングアニマル
出版社
白泉社
5 (3)

内容紹介

サクラ、サクラ――。開戦から約1か月。美しかったペリリュー島は、日米両軍が殺し合う焦土と化した。生きることすら難しい状況で、田丸は米軍の攻撃を逃れ、日中は騒音と振動と蒸し風呂のような暑さの中で眠り、夜は食糧を探す日々を過ごしていた。一方、徹底持久を命じられ、抗戦を続ける守備隊本部にも、米軍の猛火が迫る――。戦うにも武器弾薬は尽き、生きるにも食べ物が無い。極限状態の中、ついに玉砕の許可を請うが――!?「戦場」を「日常」として受け入れることを余儀なくされ、それでも前を向いた若者の“生”の記録。


レビュー1

5/52023/09/13 りきまり

この巻でペリリュー島作戦本部は解体します。 作戦本部には武器も燃料も食料もなく、残った兵士は100人程度。銃の弾は20発程度。 本土の司令部からはずっと玉砕しないようにと言われていて、 隊長の大佐からは誰もアメリカ軍に捕まって捕虜にならないように、と言われます。 兵隊の1人からは「やっと死ねるのか」と感想が漏れます。 自殺する弾すら足りない。 恐ろしいのは、この巻はまだ折り返し前ということ。


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