内容紹介
瑠璃色の瞳を持つ少女ニナは、フォルトナ国の第二王子アズールに見いだされ、恋に落ちる。そして、アズールを救うため、アリシャ姫の身代わりとして、大国ガルガダの第一王子セトのもとに嫁ぐ。愛を知らぬ王子セトは、ニナを冷遇するが、しだいに特別な感情を抱くようになる。しかし、突如として、王位継承順位は白紙となり、王の座をめぐってニナの争奪戦が繰り広げられることに。さらにそこへ、フォルトナ国の使者としてアズールが現れる。さまざまな思惑がせめぎあうなかで、ニナの“侍女”ヒカミがセトを毒殺しようとし、失敗。ヒカミに利用され、犯行現場に残ったニナは、殺害の容疑で収容所に送られることになった。生きては出られないといわれる極東監獄グリフィゲルドに送られたニナは、セトのもとへ帰り、無実を証明できるかーー運命が拓かれる極上の王宮ファンタジー第7巻!
レビュー92
5/52024/03/05 ららら
うおおおおおおああああ
5/52023/12/22 NADPH
読み進めていくうちに、ニナのアイデンティティの葛藤が垣間見えるので、たぶん1巻の冒頭で連行されているシーンは本物の姫が実は生きてて見つかって、じゃあお前だれだ偽物だな不届き者めってなった、だから二度(ニナとアリシャ姫の2つのアイデンティティが)消されるってことなのかな。 それはさておき、アズとセトとでニナを取り合いっこして「王家の紋章」みたいに永遠に終わらないで続いて欲しい。