内容紹介
政界では、浅見達が結成した新会派・新日本党と与党・民自党が連合し、裏社会では北条がロシアン・マフィアのソロコフと手を組んだ。北条と浅見は焦っていた。原因不明の病に冒された浅見の身体は、もう手の施しようもないほど蝕まれていたからだ。二人のあまりにも性急な動きに危機感を持った裏社会の大物・市島は、渡海を呼び出し、北条の暗殺を命じた。
レビュー6
5/52024/04/17 ぽん吉
とにかく2人がカッコイイ! 悪役にも凄みと魅力があって、一気によんでしまいました! 男性向けの作品ように思われますが、女性にこそ読んで欲しい! みんな北条彰に抱かれたくなるはずです!
5/52023/10/18 グリとグラ
四半世紀以上前に読んだ時も素晴らしい作品でした。 50歳になったいま、過ぎ去った時を思い浮かべながら読み返してみました。 日本の10年先のあるべき姿を見据えて国政を担う政治家は、未だかつて現れていないのが現状ではないかと思います。いつか世界の国境がなくなった時、取り残されないようになる。 そんなメッセージを改めてもらいました。