内容紹介
フランス革命勃発後、ロベスピエールによる恐怖政治が敷かれてからも、テレジアはボルドーで人々の救済活動を続けていた。しかし、革命政府の圧力に屈しない彼女をロベスピエールは憎悪し、徐々に追い詰めていく。焦るテレジアは、彼の直属の密偵であるジュリアンを誘惑し落とそうとするが…。テレジアの逆転劇はなるか?そして、恋人・タリアンは?愛と官能のヒストリカル・ロマン、感動の最終巻!!
レビュー2
5/52019/01/25 わんわん
面白かった 争いとは、どちらも自分が正義だと信じて譲らないから起こるものですね やり方は酷いが、ロベスピエールにだって自分なりの信念があったのだと思う でもやっぱり、人が人を殺してはいけない いつだって被害にあうのは何の力も持たない民衆・一般人だもの
5/52017/05/27 いのり
よかった 沢山のことに興味を持ちこだわりを持ち自分の信念や人を思いやる気持ちを持ち続け大事なことを貫き通す強さや思慮深さがあって本当にカッコイイと思った! もしこれが完璧な聖女として描かれていたらこんなに惹かれないし読み続けなかったと思う。女としての強かさや我が儘さ、存在感や説得力・情の深さ、沢山のテレジアがいてより魅力的だと思えるんだと思う。 文字数がたりない………… 語りたりない! 大好き!!