内容紹介
自閉症児・ユウタの母親・友美は地域の理解を得られていく中で、いまひとつ夫が育児に協力的でないことに不満を持っていた。友美はこれまで尻ごみしていた夫を強引に勉強会に連れて行った。勉強会で見た夫の熱心な視線は友美には意外なもので、さらにそのあとの障害児の父親たちとの交流を経て、夫の意識が大きく変わるのを実感した。夫の態度が変わり、友美は、これまでにない心強さを感じていた──。
レビュー1
3/52021/01/13 茶々丸
この漫画のコミットはこの巻からなんだろうと思いました。健常者が中心の社会の中で、ユウタ君のような重度の知的障害を持つ人が生きるための力をつけるためにはどうしたらいいのか。この作品の舞台は平成初期くらいのようなので、ネットがない中主人公が手探りで活動してます。主人公は不器用なんでうまくいかないことが多いですが、周りの反応がリアルだとおもいました。