内容紹介
『ミッドナイトブルー:色の名称。「真夜中の青」と形容される、ほとんど黒に近い青のこと。濃紺よりも暗い紫みの青。中国明朝の磁器に用いられた釉薬から名前がついた「ミンブルー」に由来するという説もある。』 ――それは高3の夏「卒業しても2年ごとに集まって4人で火星観測をしよう」そう約束した2日後に、彼女は交通事故で死んでしまった。天文部の同級生だった僕たち3人は彼女との約束を守り、2年に1度集まっている。そこには、僕にしか見えていない彼女も来ているけれど―――…。(「ミッドナイトブルー」) 戻れない青春の日々を大事に慈しむ表題作他、ノスタルジー溢れる短編全7編を収録。新世代の叙情派ストーリーテラーが贈る傑作短編集。―― 人生の宝箱に入れたくなる物語たちをあなたへ ――
レビュー6
5/52022/11/07 くま子
儚いショートストーリー短編集! 胸に残る切なさと もう戻らない過去と... 良いストーリーばかりです 漫画なのにどこか文学的ですね 至る場面で描写というより行間に胸がギュッなりました 素晴らしい表現力 ベスコメが言うほど描き分け困らなかったです
5/52022/03/16 名無し子
うおお最後の話泣けた…