内容紹介
2回目の化学療法を終え、渓太郎の状態が安定したため、2泊の外泊の許可が下り、みゆきは渓太郎と共に2カ月ぶりに自宅に戻った。家で家族がそろって食事をし、眠ることができる普通の暮らしをしみじみと味わい、みゆき夫婦は幸せをかみしめた。病院に戻って、すぐに3度目の化学療法に入り、渓太郎のがんが小さくなっていたことで、みゆきはこの先の治療に希望を見出す。しかし、その希望も束の間、残酷な告知がみゆきたちを待っていた──。生後4ヶ月でがん告知を受け、1年の闘病の末に天国に旅立った長男を通じて、家族とは? 幸福とは? を問いかける本当にあった感動のヒューマンドラマ完結編!!
レビュー18
5/52023/10/14 ちむた
自分の子どもだったらと思いながら読んでいたら涙が自然とでてきました。 素敵なお話でした。
5/52021/11/24 moeka
実の弟を病気で亡くしてます。 だから悲しい気持ちとてもわかります。 最後泣きました。