内容紹介
2回目の化学療法を終え、渓太郎の状態が安定したため、2泊の外泊の許可が下り、みゆきは渓太郎と共に2カ月ぶりに自宅に戻った。家で家族がそろって食事をし、眠ることができる普通の暮らしをしみじみと味わい、みゆき夫婦は幸せをかみしめた。病院に戻って、すぐに3度目の化学療法に入り、渓太郎のがんが小さくなっていたことで、みゆきはこの先の治療に希望を見出す。しかし、その希望も束の間、残酷な告知がみゆきたちを待っていた──。生後4ヶ月でがん告知を受け、1年の闘病の末に天国に旅立った長男を通じて、家族とは? 幸福とは? を問いかける本当にあった感動のヒューマンドラマ完結編!!
レビュー19
5/52024/08/23 アーーーニャ
1巻を読んでから、2巻を読む勇気がなく1年以上経ってようやく読むことができました。結果が分かってて、けいちゃんの笑顔に涙が止まりませんでした。 子どもたちを産んだ時は健康でいてくれさえばいいと思ってたのに、今では毎日子どもたちに鬼の形相を見せてしまっている自分が恥ずかしくなりました。 命は有限、この言葉を胸に笑顔でいっぱい楽しい時間を過ごそうと思いました。
5/52023/10/14 ちむた
自分の子どもだったらと思いながら読んでいたら涙が自然とでてきました。 素敵なお話でした。