内容紹介
新宿二丁目で拾った酔っ払いは、ネグレクト気味のシングルマザー。泣きやまない息子、育児で気が狂いそうな母親、無理解な主人公。幸せになれる日なんて想像できない、赤ん坊の泣き声が轟くだけの時間に疲れ果てる日々。赤ちゃんは「たまに泣くけど大体いつも可愛くスヤスヤ眠るかおっぱい吸ってるだけの生き物」だと思ってたし、「母親は誰しも聖母で母性のパワーで育児が自然にこなせて穏やかに赤ちゃんを抱いているだけの神聖な存在」だと思ってた。レズビアンの母親二人の育児を追ったコミックエッセイ『お母さん二人いてもいいかな!?』の前日譚シリーズ・上巻。
レビュー10
5/52023/12/15 未設定
絵柄が受け入れられないと読むのを止めてしまう方、もったいないと思います。 画力云々じゃなくて、この絵この線に中村珍の愛や魂が震えた瞬間がつまってるんだよ。読みづらいと感じるかもだけど、読んでいくうちに作者独特の間合い的なのが分かるようになる気がします。ぜひ他の著作もあわせて読んでくれ… と思ったけど、刺さる人に刺さればいいのかもしれない。
5/52021/10/14 米太郎
最高です。作者さんのバイタリティすごい