内容紹介
病院の事務員として働く時野ゆかりは、幼いころから死者を視ることができた。同じく、死者の声を聴き、動植物とも会話ができる松実優作。ふたりは、いくべき光を指し示しさまよう死者たちを導く――。
レビュー1
5/52018/04/09 ブヒブル
以前は、アッサリと読んでいました。ですが、本当にテレビや漫画の様に…。 弁当屋で娘と弁当の出来上がりを待っていると車が突っ込み、娘は重症を負いました。普通に歩いて走っていたのに、今では気管切開し、下肢麻痺です。相手はブレーキとアクセルを間違えた、と本人から聞きました。なので、ダイスケの気持ちが凄く身に染みて泣きました。以前よりこの人の作品は好きだったのですが、今では更に考えさせられます。