内容紹介
「お母さんと一緒に死のうかと思うの」という母の衝撃発言を本気にしていなかったニコだが、長期で帰省することになり、婆がただぼけているのではなく認知症という病であると痛感。婆の介護に疲弊し、母の大変さをようやく理解する。しかしずっと一緒に婆の面倒を看られるわけではないので、母の負担を減らすための提案をしたけれど……。第11話「「頼って」なんて言われても」、第12話「どんなに忘れても、欠片は必ず残っている」を収録
レビュー1
3/52023/05/18 めぐみ
婆ルせっかく新しく建てた家も以前と違うし、ご近所さんもいないし、違う!って思うんだね。婆ルのいう戻るは地震の起きる前に戻るって事かあ。津波を忘れてる位だし、本気で思うかもだけど、言われた母ルや周囲はあの場所に住みたい意味と思っちゃうよね。客観的には娘孫と一緒で結構なはずだけど、婆ルしょっちゅう不安で不満で怒って嘆いて、この生活は本当に幸せなの?考えさせられる