内容紹介
1980年代後半、東北に住む主婦せい子は異常に重いつわりに苦しんでいた。3カ月も原因がわからず大学病院を受診すると、なんと三つ子が宿っていたことが判明した。一瞬の安堵もつかの間、告げられたのは、三つ子出産がハイリスクであること、そして中絶の検討だった――。家族の反対、シロッカー手術など体の準備、切迫早産の危機、分娩後の大量出血など壮絶な出産体験から、家族&家政婦総出の子育て、泣きやまない三つ子たち&睡眠不足による体調崩壊、緊急入院など育児でのトラブルまで、想定を超える過酷な状況が次々とせい子に襲いかかる!! せい子が産んだ三つ子の長女である著者が、多胎妊娠&育児の現実をユーモラスに描く!
レビュー4
5/52022/03/14 ハロハロ
作者が三つ子の娘ってところが一番感動。 親の苦労を解る良い子に育ちましたね…涙
5/52019/08/27 パステルミケ
テンポよく、絵が可愛くて話も面白かったです。 いや、面白がってはいけない内容なのかもしれないけど。 途中でトチ狂ってイタコまで出てくるところは笑いました。 豊田の3つ子の事件といい、この漫画といい多胎児の育児には公的な支援が必要だなと実感。 この方は義両親と同居して手伝ってもらって家政婦さん一人雇っても入院レベルで身体壊しちゃうんだから、本当に過酷なんだと思います。