内容紹介
最悪で最愛の母、そして母の恋人の異常な行動、そして民子の秘密――― 全ての出口を失った民子が力を振り絞って求めた最後の光とは? 英子、隼子、七子の親友・梨香、そして曜子、如月民子という存在が照らす、それぞれの闇と救いへの一歩。「私があなたの光になれたのだとしたら、そのことが、私の光でした」
レビュー9
5/52024/10/22 ヤマコ
引き込まれて一気読みしました。 読み終わった後放心状態になるくらい余韻が凄かった めっちゃ泣きました
5/52024/08/31 すみりん
激しくまばゆい、まさに「閃光ガール」なお話でした。 出てくる少女たち、皆が葛藤があって苦しんで、それでも英子、隼子、耀子の結末は、安心できるものでした(ネタバレ対策)。 民子に関しては、私も長年親との葛藤の中で親を求め続けてボロボロになったので、身につまされました。「親の無償の愛情(あるのか?)」なんてものより、「子供の親を求める愛情」は、はるかに強固だと、改めて感じました。