消えていく家族の顔 ~現役ヘルパーが描く認知症患者の生活~

消えていく家族の顔 ~現役ヘルパーが描く認知症患者の生活~

更新ステータス
マンガ
作者
吉田美紀子
出版社
竹書房
5 (20)

内容紹介

いつもの朝食、私のパンにだけ蛆虫が這っている。「何かがおかしい 自分も 怖い」現役ヘルパーの筆者が描く主人公は「認知症患者」。アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、若年性認知症…さまざまな認知症患者が多数登場し、その「心」を紡ぎます。例えば●便器の水で家中の衣類を洗濯し始めた80代母●読み書きを忘れた50代男性が文字を求めて本屋を徘徊●90代寝たきり母はマンションの一室に閉じ込められる●妻を24時間拘束し精神崩壊させた60代の全身まひ夫●90代でモテ期到来…? 男性ヘルパーに恋した老女徘徊、せん妄、失禁、幻視、暴力、抑うつetc…。その時、認知症患者が感じている気持ちとは?単行本限定の特別描きおろしも多数収録!!掲載時のカラーページを完全補完した、電子だけの特別版にてお届けします!★単行本カバー下画像収録★


レビュー15

5/52024/02/08 花*花

母が軽度認知症です。 もっと優しくできたら、と、 思いながら、ついつい怒鳴りがちになってしまいます… この作品を読んで涙が止まりませんでした… もっと、母と向き合いたいと思いました。

5/52023/05/12 178

私の祖母も認知症になり、徘徊・排泄失敗・物取られ妄想・帰宅願望など有り、その後は経管栄養での食事となり、在宅で介護してました。大変だったけど、祖母との濃密な時間を過ごせて良かった! 今は介護士となり施設で働いてます。祖母の介護と合わせると介護士歴25年位ですが、自分の身体が思うようにいかずストレスや戸惑いから叩く・蹴る・噛み付く利用者も居ます。 ただ一言!認知症の人には寄り添いが大切です!!


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