内容紹介
「俺たちは誰も祝福などされていない 生きることは ただの呪いだ」 遺伝子操作が産業として発達し、水没した街の残骸では人間以外の動物の遺伝子を持つ者が混在して暮らす世界。遺伝操作を生業とする生体操作師・音喜多の元に様々な事情を抱えた者たちが訪れる――。死んだ祖父が少年に遺したペットは皆に疎まれるキメラ動物だった――「魔女の語る森」41P。音喜多の相棒・雪晴、その少年時代そして二人が出会うまで――「烏(からす)を屠(ほふ)る旅」91P。2編を収録。アフタヌーン掲載後単行本未収録だった「魔女の語る森」、描き下ろし長編「烏を屠る旅」作者私家版として、3年半ぶりの続刊!
レビュー2
5/52023/09/19 やよい
永田先生のお話は人情味に溢れてて大好きです 雪晴少年と有井さん、ヤング音喜多の過去に涙しました… 雪晴だけじゃなく晴臣も非道な両親の犠牲者 母も酷いけど、直接の原因を作った父親の冷血っぷりが酷過ぎる 相応の鉄槌が下っていてほしい
5/52023/08/17 みみみ
イルマのところ何度読んでも泣いてしまう。 アリイとオトの話が読みたい。