内容紹介
「普段のお礼に」と名古屋観光へ誘い出してくれた文治。姫子にとっては街へ出る事も、文治との外出も初めての体験! けれど夢のような一日を過ごす途中で、姫子はある事がどうしても気になってしまい……。12歳の姫子と30歳の文治の純愛物語。広小路通りや名古屋城が描かれる観光回「栄華なる都市と悠久なる願い」をはじめ、第三集はふたりの世界が少しずつ「外」へと拡がっていく。姫子には尋常小学校で友人ができ、家へ招待するまでの仲に。一方で文治は、軍人としての彼を疎む者に新たな表情を見せる。そして姫子の祖父・敬次郎と文治が一局を交える回「歩と金」では、ついに婚姻の経緯が語られる!
レビュー44
3/52024/11/15 くまんも
生糸で成り上がった家なのか。 女工哀史のたくさんの農家の娘さん達の苦しみの上に成立する姫子たちの幸せってなんなんだろう。
5/52024/08/06 ぬぬぬ
洋装の姫子様に対して文治様が「とてもお似合いですよ」って返すのすごすぎません!?「可愛いですよ」だと子供っぽさを気にしている姫子様は落ち込んでしまうし、デザイン的に「綺麗」とか「大人っぽい」と表現するにはちょっと違う洋装に対しての最高の返しだと思いました…!! 1人の子供として、許嫁として護ろうとする文治様、年の差の難しさに悩んだ上で許嫁へひたむきな愛と優しさを差し出す姫子様…尊い!!!!!!