内容紹介
中学校の教師となった相沢は、同窓会でいじめを受ける元凶となった鈴木と再会する。「いじめられる方に原因がある」と言い放つ鈴木に対し、「変わっていなくてよかった」と安堵する相沢。20年前、僕をいじめたお前の最愛の娘が自分の教え子だとも知らずに…
レビュー15
5/52023/10/03 とろろ
たくさんの方に読んでもらいたい。大人も子どもにも。倫理観や道徳心に訴えかけるという漫画ではない。閉ざされた空間の中で、いじめや犯罪行為を無くすために必要なのは人間の良心ではなく抑止力になる防犯対策であるということ。加害者になるという一線を超えさせないため、隠蔽という犯罪の加担をするとどうなるか、世の中に少しでも先手の対策を講じるきっかけとして広がっていくことを願います。
5/52023/09/11 めえめえ
この作品は単純なイジメの勧善懲悪話ではない。計算された緻密な復讐ストーリーに夢中になり、最後まで読むとイジメの醜さ、寂しさについて考えさせられる見事な作品です。