内容紹介
「狭苦しいこの世界で人形のままでいられたらどれほど楽だったろう言葉を 炎を 魂を持った私たちはもうこの道以外は選べない私が私であるために」Twitterで人気の作家・ツルリンゴスターが、WEBメディア『DRESS』に連載した人気創作漫画に描き下ろしを加え、434Pの大ボリュームで書籍化!私の心を閉じ込めていたのは“無自覚の私”――夫婦のすれ違い、男女の恋愛に違和感を持つ女子高生、60歳からの新しい恋、男子高校生のメイクなど「常識」から外れてしまうから、大切な人をこれ以上傷つけないために私が我慢すれば…と、自分の気持ちに蓋をしてきた主人公たち。そこへ、人間の心に灯る“火”を食べて生きる妖怪・焔(ほむら)が突然現れては、心の中に灯る小さな火を見つけ、変化を生み出していく8つの物語。【電子特典:Specialマンガ&イラスト付き】
レビュー11
5/52024/11/16 未設定
どのお話も良かったけど、特に刺さったのは翔と麗香の話だな。 御谷くんも優しい子ではあるんだけど、翔くんが御谷くんを上回るほど麗香の感情を汲み取ってくれる良き理解者だったのが凄く印象的で人格者だなって思った。 男女の隔たりとか気にせず普通に友達として麗香と接してあげる翔くんの心の広さに感服です^ ^
5/52024/09/25 nicol
私の火は世界を変えるためじゃなくて自分が生きていくためのもの、ってすごく救われる言葉〓