生活保護特区を出よ。

生活保護特区を出よ。 (1)

更新ステータス
マンガ
作者
まどめクレテック
掲載誌
トーチ
出版社
リイド社
3 (2)

内容紹介

1945年、大きな戦争により荒廃した日本は福祉と治安維持のため二つの政策を行った。一つは東京を復興し「新都トーキョー」をつくること。もう一つは、能力不振や病気、障害等により自立困難な者に国が衣食住、生活を保障する「生活保護特区」(俗称マントラアーヤ)を制定すること。2018年、トーキョーの中流家庭で育った高校生のフーカは、落ちこぼれながらも平凡な日常を送っていた。ところがある日、彼女の元に「特区通知」が届く。この国で何となく生き、何となく幸せになれると思い込んでいた彼女にとって、それは青天の霹靂だった―― 突如、生活保護特区に単身移住することになったフーカは、その想像を絶する状況に戸惑い、困惑する。そして居住者たちとの共同生活が彼女を思いがけない道へ誘い込み……


レビュー1

5/52022/07/23 リコの花

トーチ公式Webで1,2話を試し読みした後に購入。続きが気になる。公式Webに載っていた、社会福祉士による作品解説もよかった。以下引用 〝作中でマントラアーヤと呼ばれる生活保護特区は架空の土地である。しかし、ナチス・ドイツがユダヤ人を強制移住させたゲットーや南アフリカの行った人種隔離政策アパルトヘイトが強制居住区として定めたホームランドなど、国家による隔離政策はかつて現実に存在した。〟


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