内容紹介
時は昭和初期、東京・銀座。日本初の女性探偵・美津子とその助手で吉田百貨店の御曹司である朔は、忙しい日々を過ごしていた。ロンドンで列車事故に巻き込まれ、記憶喪失になった朔の兄・人哉が帰国した。心配する朔だが、人哉は何かを隠している様子。美津子と朔は調査を開始し、年配の女性が載ったポスターと電車の切符から、“エリーザ”という女性のもとへ向かおうとしていたのではないかと推理するが・・・・・・。血のつながらない家族、身分差の恋、HSP――生きづらさを感じているすべての人へ贈る、昭和モダンミステリー。
レビュー4
5/52023/03/30 areca
毎回新刊が出るごとに読み返してるのだけど、 君の努力が美しいことだけはわかる。 って言葉が本当に好き。 素敵な言葉で感動した。
5/52022/11/04 ヨミアサリ
久々に素晴らしい漫画に出会えました…! 昭和モダンの素敵さはもちろん。 ストーリーも面白いです。 心情が表情から伝わる感じがとても好きです。 何より、この難しい時代に強くある女性が主人公なところも私個人的にヒットです。 カバー裏のバージョンとの見比べも、楽しみの一つです。 一気購入して、大満足でした。