内容紹介
クレアとエバは一卵性双生児。あまりにそっくりな二人は、常に相手への嫉妬といらだちがあった。そんなとき、クレアは、自分が愛しているレインに、エバもまた心をひかれていることを知る。姉妹で同じ人を愛してしまうなんて……。エバの存在を呪わしく思ったクレアは、ある決心をする……。
レビュー4
5/52024/09/08 ミニーちゃん
「わたしが死んだ夜」タイトルがまず意味深長。 一コマ目祖父の若かりし頃の双子の写真も伏線となって物語は進んでいくのですが、意外なラストとよく練られた構成は上質のミステリーを見ているよう…大好きな作品です。
5/52024/07/17 猫山さん
昔のなかよしはレベル高かったなあ。双子の愛憎劇だけど、幼さが痛ましい珠玉の短編。曽根まさこは名作長編「不思議の国の千一夜」もあるけど、短編の名手。ちなみに、志摩ようこと姉妹です。