内容紹介
資産家の家に生まれ、わがままいっぱいに育ったアデルは、堅物の学者の卵・ジャン=ルイと出会い、恋に落ちる。交際は順調に進み、婚約パーティを行うことになったが、幸せいっぱいのアデルのもとに届いたのは、脅迫状だった……。
レビュー3
5/52024/09/07 ミニーちゃん
「私が死んだ夜」に収録されていたこの「緋色のモドモアゼル」…数ある曽祢まさ子先生の作品の中でも大好きなお話でした。以前はジャンルイの行為もどうなんだろう?と思ってましたが、よくよく読み直してみるとこうなっても仕方ないな…と。 アデルがとにかくキュートで美しい!心に残る作品です。
5/52024/06/23 ダドリー
子供の頃読んで、衝撃を受けたお話でした。 冒頭の数ページが掠れてしまったり、アデリーヌのドレスのスクリーントーンが飛んでしまってて残念。 紙の本では「わたし元気よ」が手書きだったので、直っている。 でも「ピエールマンティエ」と間違ったところはそのままなんですね… アデリーヌは今後絶対に復縁などできないだろうけど、真っ当に生きていけるのか疑問。余韻の残るアンハッピーエンドに感心しました。