内容紹介
「死にたくないのに、どうしても食べられないの」私がそう言ったとき、「大丈夫」「死なないよ」そう言ってくれると思っていたけれど、母はただ黙って泣いていた。摂食障害、強迫性障害、精神科病院への強制入院、退院後の揺り戻し…。自分のなかの「神様」の声によって凄絶な日々を過ごした高校生の娘。それは同時に、母と父と姉にとっての地獄の日々でもあった。娘の病状に翻弄され、一度はバラバラになりかけた家族の絶望と再生を描く、渾身のコミックエッセイ。大きな反響を呼んだデビュー作『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで』を、家族の視点から描き直す、魂の187ページ。
レビュー4
5/52023/12/02 あかね
たくさんの人に届いて欲しい 少しでも理解が深まると良い
5/52023/03/06 まんが
前作に続き、今作も大変素晴らしかったです。 涙が止まりませんでした。 ご家族と向き合う勇気、描く勇気、出版する勇気、たくさんの壁を乗り越えられたもつおさんに拍手です。 今は笑顔で過ごされているのであれば嬉しい限りです。 闘病中の方やそばで支え続けているご家族、その周りの方々、たくさんの方に、この作品が伝わりますよう願っております。 素敵な作品をありがとうございました。