内容紹介
noteで話題となった記事「母親を陰謀論で失った」に大幅な脚色を加え、コミック化。親子愛の限界を問う、胸えぐる衝撃作。【あらすじ】「2020年春。新型コロナウイルスのまん延により、私たちの生活は大きく変わった。それは生活だけでなく、強固だった人間関係にも影響を及ぼした」東京で妻と暮らす息子・ナオキ、地方で父と暮らす母親・ケイコ。どこにでもある仲の良い親子だったふたり。コロナ禍の度重なる社会不安により会えない日々が続くが、お互いを想い合って過ごしていた。しかし、ある時期から母親が怪しい動画を送りつけてくるようになり―――。陰謀論を信じる母親に揺り動かされる息子とその家族たち。「母親が信じる陰謀論の正体とはなんなのか?」「陰謀論を信じている人はどんな人なのか?」そして「なぜ母親は陰謀論を信じてしまったのか?」その真相に迫る過程を息子視点で描いた濃密なセミフィクション。【「シリーズ 立ち行かないわたしたち」について】「シリーズ 立ち行かないわたしたち」は、KADOKAWAコミックエッセイ編集部による、コミックエッセイとセミフィクションのシリーズです。本シリーズでは、思いもよらない出来事を経験したり、困難に直面したりと、ままならない日々を生きる人物の姿を、他人事ではなく「わたしたちの物語」として想像できるような作品を刊行します。見知らぬ誰かの日常であると同時に、いつか自分にも起こるかもしれない日常の物語を、ぜひお楽しみください。
レビュー6
この母親の描き方は明らかに陰謀論者だけど、現実的にワクチン後遺症が増加してて、WHOも健康な人はブースター必要ないとまで言っててワクチン後悔して怒ってる人いっぱいいるからね。。。
著者と近い状況が半年ほど続いており、もやもやを晴らすきっかけになればと購入しました。 何気ない会話もちゃんと弾むのに、徐々に話題が陰謀論に侵食されていく、地雷を踏むとガーッとまくし立てて止まらなくなるところがまったく同じで。 絶縁には踏みきれませんが、今は『もし相手が亡くなってしまったら、こんな会話でも寂しく思うだろう』と考えながら付き合い方を模索しています。 参考になりました。ありがとう。