内容紹介
胸のことを最初に意識したのは小学4年生の頃。先生からのひと言で自分の身体の変化に気づき始め、人よりも早く身体が変わっていくことが不安だった―。男女混合の着替えが嫌で学校に伝えると先生に嫌われ、「ブラジャーしてる!」「背も胸もデカくね?」「胸のおかげで付き合えたんだろ」「正直自慢してるよね」「何カップ!?」など周りからの容姿に対する言葉にも悩まされた学生時代。できるだけ胸を目立たせないように隠して生きてきた。「胸なんか気にせず生活してみたい」「胸を小さくする手術がしたい」と自分の胸が嫌いだった過去。それでも、環境が変化する中で成長するにつれて「自分の身は自分で守らないとそれ以上に傷ついてしまう」と少しずつ気持ちが強くなっていく―。多様性と言いつつも、まだまだ周りからの評価で固められた価値観だらけの世の中で、「自分らしく生きたい」という気持ちが加速する1冊。
レビュー2
3/52023/04/12 たまこ
バストからくる嫌な体験は、頷けるし同情した。でもちらほら出てくるサイドストーリーを読むと、主人公の受け取り方も好きじゃないなーと思ってしまった。例えば「A子は3年間私と仲良くしてくれた。でも他に仲の良い子が居なかったからだと後から知った」とか、なんとも言えない気持ちになった
5/52023/04/01 ゆうみ
途中までしかみていないけど、ぜひ見てほしい。 私も思春期の時、大きい胸で同じような嫌な思いを沢山しました。悩んでるけど自慢だよねはデフォルトなんですね、まったく同じこと影で言われていたので。 今は色々多様化しているから少しはマシになっているのかな?