内容紹介
今へと繋がる物語、その結末―― 京都のど真ん中、花街にある屋形でまかないさんとして暮らす少女キヨを主人公に、華やかな花街の舞台裏、普通の日のごはんを通して、温かな人間模様が描かれるお台所物語。屋形「市」を支えるおかあさんと、頼れる先輩・百子さん。かつて、舞妓さんを志す「あずさ」と「夕子」として出会っていたのでした。性格は正反対、でもお互いの理解者として支え合う同期の二人はやがて花街を代表する舞妓さん、そして芸妓さんへと成長していきますが… もう一つの物語は、想いを重ね現在へと繋がります――
レビュー40
5/52024/02/01 わたっぺ
自然と涙が出ました。読んでいると「ああ、違う。そんな…少しだけすれ違っただけなのに、想いが伝わりきってないだけなのに」と声に出ていて驚きました。 物を渡す時にそのままで渡すのと袋に入れてそれに名前まで書いているのが2人の対象具合を表していてとても好きでした。 街がキラキラと見える現象わかります、これからもずっとキラキラと輝いていくのでしょうね
5/52023/09/24 やまよ
今回もほんに良ぅございました。 おおきにぃ。