内容紹介
女性にだけ許された「出産」という聖域ゆえ、男女平等の世の中でこれまで唯一女性しか取得できなかった国家資格「助産師」。生見伊吹(ぬくみいぶき)は、数少ない男性助産師の1人として、とある病院の産婦人科に配属された。これは、1人の男性助産師が母子の健康と“父親”の立場を支援していく物語。
レビュー12
5/52024/10/13 ハナ子
現役助産師です。 現実で男性助産師の賛否が取り沙汰されていますが、この漫画は限りなくアンサーに近い内容ではないでしょうか。 「男性のため」の助産師なら正直歓迎です! 出産は母親だけではなく、父親も協力して取り組むものです。 男性助産師が父親の指導やケアをしてくれるのであれば心強い。 同性なら素直に言うことも聞いてくれそうですし…笑 現実では難しいですが、父親を指導する存在がいればなと思います。
5/52024/10/06 one
父親のための助産師というコンセプトが良い。 世の父親は全員読んでと声を大にして言いたい! あくまで内容はファンタジー(単行本にフィクションの明記あり)なので、設定について現実と混合しちゃう人は向いてない。 最後まで読んでこその作品で、特に終盤のオチにはぐっとくるものがあった。 おすすめしたい。