東京のど真ん中で、生活保護JKだった話

東京のど真ん中で、生活保護JKだった話

更新ステータス
マンガ
作者
五十嵐タネコ
掲載誌
コミックエッセイ
出版社
KADOKAWA
4 (3)

内容紹介

父は病気の後遺症で仕事につけず、母も病気療養中のため生活保護を申請することになった家族。「タネコちゃん、お魚の食べ方きれいだね」 ……なぜかって? 家族4人でサンマ1匹を食べあってるからだよ~~!!! 苦い内臓だって大事な可食部!! お金がかかるボウリング場はなかなか行けない……。だったら“無料で”遊べる公共施設に行けばいいじゃない! 世は平成のゲーム戦国時代。欲しかったあのゲーム機も、貧乏な家庭では到底買うこともできず……。そんななか、ある漫画雑誌で作品中の謎を解けば抽選でゲーム機が当たるとの情報が!! これはやるっきゃない!そんな波乱万丈な暮らしのなか、ボランティア活動を通して仲良くなった区役所職員さんが、進路に迷った著者にかけてくれた驚きの言葉とは……!あなたも私も実は知りたい「生活保護の実態」。実際に生活保護を受けた著者だからこそ描ける、人生救済リアルコミックエッセイ!


レビュー3

5/52024/05/29 nnn

困難を乗り越えて新しい一歩を踏み出した作者に対してこの世に存在しないで済んだのにとか、作者の身内の方をネガティブに評するコメントをする人がいることにびっくり。部外者が是非を判断できる問題ではないと思う。それよりも友人や行政職員のような物事を色眼鏡で見ず、思いやりのある人がもっと増えるといいなぁ。私にできることは多くないけれど、身近に困ってる人がいたら寄り添える人間でいたいと思う。

5/52024/02/26 バニー

最後が良い終わりでよかった! うちも、母親が思えば発達障害で、毒親っぷりはすごかったです。タネコさんと私は6歳違い(タネコさんのお兄ちゃんと同い年)で、なんとなく時代がわかるところがありました。タネコさんがんばったなぁ、と思います。逆境の中これほどがんばれたのは、強い意思はもちろん、友人や、行政職員さんとの良い出会いがあったからかなと思いました。居場所、大事ですね。いろんな人に読んでほしい一冊!


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