内容紹介
役所勤めの真面目な夫、「普通がいちばん」が口癖のパートの妻、活発な保育園児の娘という3人暮らしの平凡な家庭。しかしある日、父親はなんの前触れもなく失踪し、1週間後に帰宅する。それから数年が経ち中学生になった娘は、父親の姿を家から離れた駅で何度も見かけたとクラスメートに聞かされ、不審に思って待ち伏せることに。大好きだった父が家に帰ってこなかった、幼い頃のおぼろげな記憶。1週間ぶりに帰宅した夫を問い詰めず、何もなかったことにした母。過去の記憶と現在の父親の行動には何か関係があるのか。父は何を隠しているのか。やがて平穏な生活は崩れ、「普通」だったはずの家族の形が少しずつ変容していく……。やまもとりえが挑む、「家族のあり方」を揺るがす衝撃のミステリコミックエッセイ!
レビュー5
2/52024/07/14 なーる
何も真実を知らない奥さんが気の毒だ。。。 お互いに向き合っていたらなにか変わったのだろうか。。。 可愛い一人娘を捨てたのもモヤモヤする
2/52024/07/06 naco
結局、家族を捨てる旦那、虐待と何が違うのか、 形が違えど 責任放棄とゆう暴力と身勝手さ 最低な旦那やな