内容紹介
TVアニメ化決定! 半分ヒトで半分チンパンジーの「ヒューマンジー」チャーリーは10年間の隔離生活を経て、高校に入学する。チャーリーを育てたヒトの両親は平和な学園生活を願っていたが、「動物開放」を掲げるテロ集団・ALAに目を付けられてしまう。チャーリーと仲良くなった同級生のルーシーは、チャーリーを学園生活になじませようと奮闘するが、ALAが次々と起こす事件によりチャーリーは孤立を強いられる。ヒューマンジーはなぜ生み出されたのか……? すべての始まりを知るために、チャーリーは生物学者であり、遺伝上の父親であるグロスマン博士を追って、ルーシーらとともにニューヨークへ向かう。バイオベンチャー企業・ゴルトン社がグロスマンの行方を知っているらしいという話を聞きつけたチャーリーは、ついにグロスマン博士と対面するが……!? 「マンガ大賞2022」大賞、「このマンガがすごい!」2022(宝島社)オトコ編第10位、第25回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞など、数々の評価を得た話題作! 海外でも、フランス・第50回アングレーム国際漫画賞にて「BDGest’Arts アジアセクション」、ACBD2023アジアBDなどを受賞し、世界中に拡散中! テロリスト、ヒューマンジーの生みの親、バイオベンチャー企業…有象無象の思惑が次第に明かされる第8巻!!
レビュー3
こんなに絵が上手くてお話しも作れて世界的な知見を持つ人がいることにただただ驚くしか無い。
『私たちはなぜ犬を愛し、豚を食べ、牛を身にまとうのか』 この本を最後まで読んだらなおさら、このただでさえ素晴らしい漫画をもっと理解することができた。 わたしはお肉を食べないけど、お肉を食べる人たちを否定できない。 お肉を食べないでいる方が難しいような、狂った世界の作りになっているから。 「生きていくために必要」だったはずの命の頂きが、 「あった方がうれしい」の無惨な殺しになってる。 人は酷い。