内容紹介
30代独身OLの私が友人から子猫をもらった。食いしん坊でお茶目な子猫とらじとの楽しい毎日が始まったが、子猫はエイズに感染していた。7年を経ての発症、闘病の日々。余命3日と宣告されながら、必死の漢方薬治療で奇跡的な回復をするが… 「コココミ」「note」等で連載され、一対一で飼い猫と向き合う主人公「私」の真摯な姿勢が多くの猫好きから共感を得て大人気となった猫マンガ。「いのち」の尊さを見事に表現した作品でもある。
レビュー6
5/52023/11/22 るるるるるるる
先日大事な猫が死んでしまって、明日火葬します。 惜しんでる間にこの漫画を思い出して猫を膝の上に乗せながら再購読しました。 今のこの辛い気持ちを語源化してくれると思って。 病気が発覚した不安も、介護の時の辛い気持ちも、痩せてく焦りも、一口でも食べてくれた喜びも、行かないでほしい気持ちも、いなくなった喪失感も全部描いてあって 自分を見ているようで涙が止まらなかった。 私の大事な猫。 読めてよかった
5/52022/10/16 つきちゃんのママ
何度も読み返しましたが、いつも自然と涙が零れる作品です。心優しい作者さんに飼われていたとらちゃんは、間違いなく幸せだったと思います。もしかしたら、この作品を私達に見せて下さる為に、とらちゃんは作者さんと出会ったのではないかと思ってしまいます。私は勿論の事ですが、多くの動物好きの読者の方々の心を癒やしてくれました。 素敵な作品をありがとうございました。