内容紹介
蘇我馬子は娘の刀自子を厩戸に嫁がせることで権力基盤の強化を目論む。それを利用して、刀自子は毛人との間の子を厩戸の子として育てることに。一方、厩戸は、毛人への想いの強さゆえ、布都姫暗殺を企てるが、毛人に阻まれて失敗してしまう……。続編となる『馬屋古女王』も収録し、貴重なカラー原稿、トビライラスト、予告カットなどを完全再現。日本の漫画界を代表する山岸凉子の最高傑作「完全版」完結!
レビュー3
3/52023/01/16 mirumiru
完全なる架空の人物であれば違和感無いのだけれど・・・ これは賛否あるのが納得。 清原なつの氏が「あの聖徳太子をSFのホモにするなんて!」と、書いてたのには爆笑した。 自分的には、「聖徳太子にしては、人間的器が小さ過ぎる」と、思ってしまった。 面白かったけどね。
5/52022/08/26 ぴすた
まさか、電子であるなんて… 紙媒体で母が持っていたマンガでした。隠れてこそこそと高校生の時に夢中になって読んでましたが、大人になっても見る視点や心情は変われど、やはり夢中にさせてくれます。絵がとても繊細で、カラーなんかはため息ものですね。電子で読めて幸せだけど、手に取っても読みたい作品です。