内容紹介
主人公のまどなをはじめ、誰彼かまわずマウンティングしてくる保育園のママ友、円城寺。財力のある夫と結婚をし、かわいい子どももいて何不自由なく暮らしている円城寺だが、妄想癖と見栄っ張りな性格から次々とママ友にマウンティングし、問題を起こしていく。その様はある意味滑稽でもあるが、同時に自分が恵まれた環境にいることに気づけていない哀しみも感じる。思いもしない結末が待ち受けており、ついには全てを失ってしまう円城寺。多少なりともマウンティングされた経験を持つ女性なら読まずにはおられないストーリー展開と、マウンティングしていた者の成れの果てを見届けたくなる、なんとも言えない読後感の残る1冊。分冊版第11弾。
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