内容紹介
復学したジェルミが突然ハムステッドのイアンの元へ戻ってきた。それは、あの自動車事故からちょうど一年がたった日であった。悪夢の中で、遭難するかのような数日の後、ジェルミは己の罪を知る存在であるイアンが「必要だ」と告げる。傷つき戸惑うイアンを利用することで過去の記憶を封じ込めたジェルミ。だが、カウンセラー・ペネローペの言葉が呼び水となり、サンドラに対する思いが爆発してしまう。追憶の中に現れる、グレッグ、サンドラ、そしてジェルミとイアンの真の姿と愛とは…!?
レビュー8
4/52024/09/10 おきょう
以前にも読んだ事があるんですが、辛すぎてかなり飛ばして一気読みしたので、改めて読むとこんなシーンあったっけ?と忘れてる部分も多く、はじめに読んだ印象と違ったシーンもありました。 はじめて読んだ時はバッドエンドに近い印象をもっていました。何回もフラッシュバックに苦しんでいる印象が強かったせいだと思います。 今回は前向きな終わり方に感じました。少しずつ傷がいえてきたんだなと。
3/52024/08/29 夕実奈
風と木の詩に似てるずっと怖くて読めなかったが読み始めたら一気に読んでしまった読後感は重いです