内容紹介
2011年3月11日14時46分。東日本大震災。宮城県在住マンガ家が明かす報道されなかった真実の数々。死体の指を切り指輪を盗む泥棒、津波から逃げる為に人を轢きながら走る車、Vサインで記念撮影をする若者、津波から帰ってきた猫など、実際に見て、聞いて、感じた被災者だからこそ知り得る、決してテレビでは報道されず、闇に隠れていた本当にあったオフレコ話。『人はその時、鬼畜にもなる』決して他人事ではない現実。震災を通して命の重さと絆、人の表と裏を赤裸々に描くショートエッセイ。※本作品は『1年後の3.11―被災地13のオフレコ話』を電子配信用に再編集したものです。「第6話 サバイバー」は関係者への配慮から本作品には収録されておりません。ご了承ください。
レビュー22
5/52024/11/17 元なー
当時、現地で亡くなられた方のご冥福をお祈りします 合掌 ベスコメさん同様、一生懸命被災地の復興作業されてた方や、原発事故後の処理なんかで大変な思いされてた方がいる一方で、 後に、福島県産の野菜とかは食うなとかなんとか言い始めた人たちへ私も許さないよ〜
5/52024/05/12 Cocoro
福島出身です。何年経ってもふとしたときに思い出すし、映像やドラマ化された作品を見るとパニックになって過呼吸になることもあります。漫画だと、混乱せずにゆっくり読めるのでいいですね。描いてあること、全て本当のことですよ。福島でも同様のことが沢山ありました。更に汚染土や処理水問題、浜通りから移ってきた仮設住宅の人達がしていたこと。救助された犬猫の施設運営者のこと。知って欲しいこと沢山あります。