1年後の3.11 被災地のオフレコ話

1年後の3.11 被災地のオフレコ話

更新ステータス
マンガ
作者
ゆうみ・えこ
掲載誌
家庭サスペンス
出版社
笠倉出版社
4 (22)

内容紹介

2011年3月11日14時46分。東日本大震災。宮城県在住マンガ家が明かす報道されなかった真実の数々。死体の指を切り指輪を盗む泥棒、津波から逃げる為に人を轢きながら走る車、Vサインで記念撮影をする若者、津波から帰ってきた猫など、実際に見て、聞いて、感じた被災者だからこそ知り得る、決してテレビでは報道されず、闇に隠れていた本当にあったオフレコ話。『人はその時、鬼畜にもなる』決して他人事ではない現実。震災を通して命の重さと絆、人の表と裏を赤裸々に描くショートエッセイ。※本作品は『1年後の3.11―被災地13のオフレコ話』を電子配信用に再編集したものです。「第6話 サバイバー」は関係者への配慮から本作品には収録されておりません。ご了承ください。


レビュー21

5/52024/05/12 Cocoro

福島出身です。何年経ってもふとしたときに思い出すし、映像やドラマ化された作品を見るとパニックになって過呼吸になることもあります。漫画だと、混乱せずにゆっくり読めるのでいいですね。描いてあること、全て本当のことですよ。福島でも同様のことが沢山ありました。更に汚染土や処理水問題、浜通りから移ってきた仮設住宅の人達がしていたこと。救助された犬猫の施設運営者のこと。知って欲しいこと沢山あります。

5/52023/12/26 赤木晴子

胸が痛い。 戦場で日本兵の遺体から金歯をナイフで抉り取った米兵の話を思い出した。 本当に現代の日本人が日本人に対してそんなことをしたのかと、信じられない。 どうやって育ったらそんな惨いことができるんだろう。


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