内容紹介
物心ついた頃には始まっていた父親からの性的虐待、宗教にのめり込む家族たち。愛子は自分も、自分が生きるこの世界も、誰かに殺して欲しかった。阪神淡路大震災、オウム真理教、酒鬼薔薇事件……時代は終末の予感に満ちてもいた。「ここではないどこか」を想像できず、暴力的な生きにくさと一人で向き合うしかなかった地方の町で、少女はどう生き延びたのか。『ぼくらのへんたい』の著者が綴る、半自伝的90年代クロニクル。
レビュー28
4/52023/06/18 未設定
カルトって搾取側しか幸せにならないのにどうしてなくならないんだろう それほどに人間は弱いんだな
1/52023/03/15 藁藁藁藁
フラッシュバックに注意!安易に読まない方がいい落ちる