内容紹介
エリザベス1世と彼女を支えた忠臣の物語。「俺がエリザベス様をこの国の女王にします」 アン王妃にそう約束したウィリアムは、ケンブリッジへと進学。学内ではカトリックとプロテスタントが混在し議論を深めていたが、国王ヘンリー8世に背く立場として、大学総長であり、カトリック司教ジョン・フィッシャーがロンドン塔へ収監される。時の権力者・クロムウェルに、釈放の条件として フィッシャーに国王支持を表明させるよう言い渡されたウィリアムは――!? 歪む音を立てながら、強引に進む時代。大人にならざるを得ない少年たち。そんな折、前王妃・キャサリンの訃報が届き、ウィリアムの、アンの、エリザベスの運命を大きく揺るがすこととなる 激動の1536年が幕を開ける――!!!!!
レビュー8
3/52023/12/19 たまさん
アンがキャサリンの死の際に黄のドレス(軽蔑・嘲笑の意味)を着た話をこう料理するのは面白いが、流石にアンを美化・擁護したいがために無理した感はある。 外国人王妃のキャサリンの葬儀には大勢の英国民が禁止令に逆らってでも彼女を偲びに来た事に対し、アンの時は同郷の英国民殆どが見向きしなかった史実記録を考えると、実際のアンの人柄が良かったとは…王妃らしい仕事もほぼして無いし。 でも漫画の大筋はとても好きです
5/52023/11/08 うみちゃん
続きが楽しみです。止まらない