内容紹介
【電子限定!雑誌掲載時のカラー扉&最終話のネーム特別収録!更に紙・電子共通特典ペーパー収録!】「姉さん、わたしが姉さんの大切なあの子を大切に思ってもいい?」槙生が朝と暮らして2年半。他人との関係に縛られずに根無し草のように過ごしてきた槙生にとって、気づけば朝はだいぶ近しい存在になっていた。朝の人生にどこまで立ち入っていいか悩み、朝を置いて死んだ姉に思いを馳せる。保護者として、大人として、槙生は朝の未来に何を思うのか──。わたしたちの“これから”はどんな海へ?終幕の向こうへ漕ぎ出す最終巻!
レビュー97
5/52023/11/23 ちゃり
朝の年相応のデリカシーの無さとか、大人への納得できない気持ちとか、この年頃の自分にも身に覚えがありすぎて当時を思い出しながら読んできた。 こんな風に誠実に言葉を尽くしてくれる人たちに囲まれた朝は幸せ者だ。 愛してる(では足りない)の所、絶対泣くと思ったから一息置いて読んだ…。また読み返したい作品。
5/52023/11/13 Fumi
131ページ目で、お父さんにも愛情があったのかも、と気づいたのかな。なくなった人には思い出でしか図れないところが寂しい。