内容紹介
母子の壮絶なる「轍」の物語、完結。転落事故の影響で生きる気力を失ったママを、自宅に連れ帰った静一。ママはもはや静一が誰かを認識できず、日に日に衰弱していく。そんな“解(ほど)けていく”ママを、静一はじっくり観察する。毎日、毎日。やがて夢の中で始まったのは、静一とママの「最期の会話」。今、彼女と僕の世界は消失し、物語は終焉する。
レビュー86
4/52024/12/31 まなか
途中からフィクションなのを忘れるくらいリアルで恐ろしく気持ち悪かった。 犯罪者の手記を読んでいる気分だった。
5/52024/12/08 どろろん
実話かと、自分をリセット、整理していかなければならないと書いたのかと思いましたが現実は奥様と子供がいる普通の幸せを手に入れて暮らしてる漫画家さんなんですね。 なかなか重いお話でした……話単位を虫食い課金して、最後は単行本を購入。 孤独で辛かったけれど現実は違うようで創作で安心しました